ベイマックスをみたよ。ベタベタで、やっぱりサイコーだった

 

ベイマックスを見ました。

あの「アナ雪の」ディズニー最新作!とか、ベイマックスのアクション性をひた隠しにしてる宣伝でもやもやさしてくれる上映開始前でしたね。

日本人を主人公に置いていたり、舞台もサンフランシスコと東京をごちゃまぜにした架空の国を舞台にしてみたり、おもっきし日本人の機嫌をちらちら伺ってるように見えます。

ジョン・ラセターが日本大好きってのもあるのかも。


『ベイマックス』本予告編 - YouTube

 

プロも素人もこの映画のこと色々話してるようにも見えました。評判は、軒並み上々なように感じてました。

 

『ベイマックス』を見て日本のクリエイティブは完全に死んだと思った

作家性ゴリゴリなのが、今も昔も日本のいいとこ

2015/01/04 23:55

 

僕も今日舞浜のシネマイクスピアリという、いわば聖地で小さい子どもとかでわいわいしているスクリーンで見てきました。

結論から言うと、楽しかったです。

アナ雪の盛り上がりで確かに若干ハードルというか、ディズニーに対して求めるものがあまりにも多くなっている感がありますが、やっぱりディズニーはすごかった。


なんといっても、映像がすごかった

これは誰もがみんな思うはず。小さい子供も大人も等しく感じるところだと思いますが、映像がとんでもない。 あまり細かい技法はわからないんですが、とにかく細かい!

後半のバトルシーンで動きの激しいところがとんでもなく動きまくるのは「すげー」としか言い様がないですが、序盤の何でもない街なかのシーン、上空からの“サンフランソウキョウ”の町並みを見渡せるシーンも壮観です。日本のイメージであるネオンと、ちょっと中華の感じもごちゃまぜになって、それでいてサンフランシスコの洗練されたビル街も混ざってる。

 これに似たようなもの最近も見たなーと思ったらあれでした。ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー、ザンダー星の街なかを見てる時もこの似たような、「見たことなーい!すごーい!」って感覚を感じました。しかもあっちもディズニー!

映画の醍醐味はやっぱり「見たこと無いものを見れる」ってこと。それにはやっぱり自由度の高いCGアニメは有利です。最近のCG技術が上がった映像ならなおさら。

実写なら無理な動きも自由自在で、それでいてリアルに表情豊かなキャラクターたちの活き活きした様子を見てるだけで快感を覚えます。最高。

つまり、映像だけでもう十分入場料くらいの元は十分ゲットできます。3Dでみれば尚更、座ってぼーっとしてれば2000円分くらいは楽しめると思うよ。

ベイマックスのビニールの質感とか、そもそも人間を活き活きと表現してるのもすごい。アナ雪の雪の表現もすごかったし、もうCG技術も来るところまで来た感じがしますね。


お話はベタベタ

 設定が少し日本寄り、ってこと以外は目新しい設定はそんなに無いように思うし、展開も十分予想できるっていうか、予想外のことはあんまり起こらない。

これはディズニーが前回王道をことごとくぶっ壊す展開だったことのアンチテーゼ的なセルフカバーにも見えるし、そもそも大勢で脚本をブラッシュアップしてった結果、万人が納得する地点に着地したようにも見える。

結果的にこの「人工知能が作ったみたい」とも言われた話の展開は、美麗すぎるCG映像とか、可愛すぎるベイマックスって存在を邪魔しない、むしろお話が添え物みたいな出来栄えになってるようにも感じました。

近年のジョン・ラセターが絡んでからのディズニー・アニメのクォリティはうなぎのぼりで、観客側がめちゃくちゃハードルを高く敷いてから見に行くからこういう「王道展開」にがっかりするのもあるのかもしれない。「きっとすごいことをやってくれるだろう」って超期待していくの。

めちゃくちゃすごいことやってるのに、すごすぎて何がすごいのかわからないってこともあると思う。でも今回もいろいろ実験的な試みをしてるんだろうと思う。ロボット要素をこんなに派手に映画で使ったのは初めてだろうし(ウォーリーはロボットっぽくない)、ディズニーがきちんとCGでヒーローものやるのも珍しいよね。

終盤のワープ空間みたいなのに入った後の映像は、ちょっとすごすぎてあわわってなっちゃったし、吹き替えで見てよかったと思う。字幕読むのに割く脳みそ足んなかったと思う。

 

とにかく俺は十分楽しかったです。アクションあり、涙あり。日本の叩かれ気味だった宣伝も、ベイマックスの萌え要素もベイマックスの大事な要素だからあそこだけ取り出して見せるのも間違ってないと思った。